
4月が終わりにさしかかり、ようやくアウターから解放されはじめましたね♡ コートを脱ぎ捨てたとたん、「トレンド」が気になりはじめませんか? ここでは世界中のトレンドセッターをチェックして見えてきた、リアルな2大トレンドカラーをご紹介します。
トレンドは「カラー>アイテム」で取り入れて
季節のたびにショップをめぐり、新しいコーディネートを考えるのが楽しみのひとつ、という女性は多いはず。でもトレンドアイテムを前にして、「これは自分には似合わないな」とか「こういうテイストは好みじゃないのに……」なんて思った経験はありませんか? そんなとき&Lady世代の女子がチェックしておくとよいのが、トレンドカラー。これなら自分好みのデザインやテイストの中から「今」をセレクトできますよね。ファッションをとおして新たな自分と出会える可能性も、ぐんと高まります。今シーズンは、脱・定番を目指してオシャレの幅を広げてみませんか?
トレンドはズバリ!「グリーン」&「イエロー」
世界のトレンドセッターたちが、今、着ているモノ……それは「グリーン」と「イエロー」でした。どうやって取り入れればいいの? カジュアルすぎない? そんな疑問は、彼女たちのリアルコーデを参考にして解消していきましょう。
☑ 今シーズン大本命♡グリーンがトレンドイン!
世界中のファッショニスタたちが、こぞって注目しているのが「グリーン」。カジュアルなイメージが強いため、抵抗がある人が多いかも!? そんなときはまず、差し色として取り入れてみて。女性らしさをキープした着こなしを実現できるはず。
↑2018年、もっとも稼いだモデルとして知られるケンダル・ジェンナー。淡いブルーのミニドレスに、グリーンのグローブとブーツを合わせています。ガーリーなデザインのドレスに「差し色」でスパイスを効かせ、オリジナリティをプラスしているのはトップモデルならでは。
↑ファッション通販サイト「REVOLVE」のイベントで見せたファッションブロガー、エイミー・ソングのコーディネート。フラワープリントの華やかさと肌見せのセクシーさをキープするため、グリーンの面積はミニマムに。小ぶりのバッグとミュールを選んで、絶妙なバランスを保っています。
↑ピンク×グリーンの相性のよさ証明してくれたのがファッションブロガー、サラ・ミカエラ。白ニットとピンクのスカートという超定番の女の子コーディネートに、グリーンのバッグを合わせて、一気にトレンド感をアップさせていますよね♡ デートにもぴったりのコーディネートです。
↑NY在住のスタイリスト、ディラナ・スアレスもグリーンに注目。トップスは柄のコントラストを強く、ボトムでなるべく色を抑えることで、バランスのよい柄×柄コーディネートになっています。トップスのボーダーの中にボトムの色と近いグリーンが含まれていることも、全身に統一感を出すためのコツ。
↑ニット×デニムという王道カジュアルにグリーンを取り入れたのはファッションブロガー、アナベル・フルール。身に着けているアイテムの形はどれもごくシンプルなもの。色でトレンドを押さえることで定番を刷新し、世界のファッショニスタらしいスタイリングに仕上げています。
↑世界中のセレブリティが愛するブランド「ERDEM」のドレスを纏った、ファッションブロガーのダニエル・バーンスタイン。甘くフェミニンになりがちなレース素材が、大人の女性にぴったりの繊細で凛とした美しさを放ちます。濃いグリーンなら引き締まった印象を与えられ、スタイルアップにもつながるのが◎。
☑ 夏の雰囲気を感じるイエローでアクティブに
フレッシュで活発な印象のイエロー。ファッションにおいては、アイテムによってレディにもカジュアルにもなれる存在です。まずは夏ならではの、Tシャツなどから取り入れると抵抗感なくトライできるはず。
↑メイベリン・ニューヨークのミューズとしておなじみのジジ・ハディッド。つねに世界中から視線を浴びる彼女が身に着けているのが、イエローのグランジTシャツです。レオパード柄のハットとの組み合わせで、辛口コーデを好むジジらしいスタイリングに仕上げています。
↑ファッショニスタの頂点に立ち、デザイナーとしても活躍するキアラ・フェラーニ。彼女もまた、イエローのトップスを選んでいます。ベージュのボトムやゴールド系アクセサリーを合わせて、同系色のコーディネートに。カジュアルなアイテムを、色づかいで大人っぽく見せる好例です。
↑女の子らしさが強調されるトップスは、イエローを選べばフェミニンになり過ぎず、程よいカジュアルさをキープできます。ボタニカルプリントのボトムが絶妙なラフ感を演出してくれる、ファッションブロガー、ジュリー・サリナナらしいスタイリングです。
↑ファッションブロガー、リズ・チェルカソワの手にかかれば、ビビッドなイエローだってオンナらしい着こなしに。白いトップスとヌーディーな足もと、さらにバッグで軽やかさを取り入れて、スカートを主役にしています。ゴールドのネックレスは華やかさの演出のほか、全身をまとめる役割も。
↑サラリと着られるキャミワンピは、元気で活発な印象のイエローを選べばいやらしさゼロ。リゾートではもちろん、タウンユースも可能です。ファッションブロガー、ゲイラ・ゴンザレスは補色のブルーを活用して、夏にぴったりの大胆なコーディネートを楽しんでいます。
↑世界のオシャレアイコンとして知られる、インフルエンサーのリンダ・トール。このコーディネートはNico Gianiのバッグが「主役」になっているのが最大のポイント。モカ色のセットアップやパイソン柄のシューズはあくまでバッグの引き立て役。大人の女性ならではの“小物からはじまるオシャレ”を提案しています。
トレンドカラーを上手に取り入れるには、まず小物として差し色にしたり、補色(≒反対色)と組み合わせてメリハリをつけるのがオススメ。今、注目の2大カラーで、新たなファッションにチャレンジしてみて♡