
もうすぐホワイトデーですね。バレンタインにチョコレートを贈った人は、彼からのお返しが気になるところかもしれません。欲しいものがあるけど、面と向かっては言いにくいからLINEでおねだりしようかな……。
それも良いですが、ちょっと待って。言い方を間違えると男性の恋心が萎えてしまうこともあるので、言葉はしっかり選びましょう!
おねだりされるほうが楽!?
男性だって、好きな女性が喜ぶものをホワイトデーには贈りたいと思います。ですが、実際は何を選べば良いかわからない、という男性も多いものです。
漠然と「アクセサリーがいいな」とだけ言われても、デザインなどの好みは必ずありますよね。一生懸命選んだものの、いざ贈ってみたらがっかりされた……なんてことは避けたいもの。
なので、本音では「いっそ欲しいものは伝えてもらうほうが助かる」、と思う男性も多くいます。でも、可愛い彼女からのおねだりは嬉しいものの、顔が見えないLINEでは言葉だけが先行してしまい、言い方によってはまるで「ホワイトデーのお返し目当てのチョコだったのかな」と思うこともしばしば。
実際にどんな言葉が男性を萎えさせるのでしょうか?
「これくらいのものは欲しいな~」
「付き合って2年になる彼女から、ホワイトデーの前になって『これくらいのものは欲しいかな』とブランド物のバッグの写真が送られてきた。その上から目線は何?」(30歳/サービス)
バレンタインはあくまでも女性の好意でチョコレートを贈るのと同じように、ホワイトデーも男性が贈りたいと思ってプレゼントを用意するものです。「これくらいのものは」と言われると、男としての甲斐性を試されているような気がするし、贈られて当然と思われるのもモヤモヤします。
男性はプライドが高いので、女性から下に見られるような言葉には抵抗を感じるもの。欲しいものがあっても、「これくらい用意できるよね?」のような男心を刺激する言い方は避けましょう。
「○○ちゃんはこれを買ってもらうんだって!」
「『○○ちゃんは彼氏からお返しでペアリングをもらう予定なんだって』ってわざわざ教えてくれなくてもいい。プレッシャーをかけないで欲しい」(28歳/営業)
ほかの男と比べられることほど、男性が嫌うものはありません。ほかのカップルと自分たちは違います。こんな言い方をされると、まるでお返しを競い合うような感覚になりますよね。
実際にあったエピソードでは、「彼女に似合うと思って用意していたリングがあったのに、この言葉を聞いてプレゼントする気が萎えた」というものもありました。
「ホワイトデー、絶対くれるよね?」
「彼女からLINEで『ホワイトデー、絶対だよ?』って来たときは脅迫みたいに感じてうんざりしました。チョコはホワイトデーのためだったの?」(27歳/教員)
「バレンタインデーにチョコを贈ったんだから、お返しは絶対欲しい」という女性の気持ちが見えると、多くの男性は恋心が萎えると思いましょう。「強制されてまでプレゼントしたくない」と思うと、そんな女性とのお付き合いまで考え直す可能性があります。
ホワイトデーは、彼氏の贈りたいという気持ちがあってこそ幸せなイベントになります。プレゼントが決定のような言い方は、そのためにチョコレートを贈ったのかと「下心」を感じさせるものです。
逆に「どんな言葉だと嬉しかった?」と男性に訊いてみると、「ハンカチだといつも持ち歩けるから嬉しい」「あなたに選んで欲しいけど、色は白がいい」など、具体的だけど控えめな希望が伝わるものが目立ちました。
「あまり高価すぎるものは手が出せないし、下着みたいに買いにくいものも困る」という意見もあり、おねだりするときは男性の立場に立ったものを考えるのもマナーですね。まずは彼氏の「贈りたい」気持ちを尊重することを忘れずに、LINEでおねだりするときは可愛らしい言葉を心がけてくださいね。