
「昨日彼氏とケンカしちゃって!」。こんな話題ですら、女友達によっては嫉妬の対象になることがあります。こちらは決して自慢するつもりがなくても、耳にするだけで妬まれてしまうのは大変ですよね。
女友達に恋人の話をする場合、どんなことに気をつければ良いのでしょうか?
ケンカの話ですら羨ましい!?
例えば、ずっと彼氏ができないまま何年もひとりで過ごしている女友達にとっては、あなたの「彼氏がずっとゲームばかりしてこっちの話を聞いてくれない」という些細な愚痴でも「自慢かよ」と感じてしまうことがあります。こちらはただ「そうなんだ」と聞いて欲しいだけであっても、そのシーンを想像するとまずひとりじゃないことのほうが女友達の心に引っかかるのですね。
女友達が本当に嫉妬するのは、あなたに恋人がいるという事実そのものです。
ケンカできるのも相手がいるからこそ。「私なんていつもひとりで部屋にいるけど」なんてひねくれる気持ちが湧いてくるのは、自分はひとりぼっちの現実を見るのが嫌だから。
また、たとえ同じように彼氏がいる人であっても、上手くいっていないときなら「ケンカできるくらい仲がいいんだね」などと取られることもあります。恋人の話はデリケートなもの。話すときは、相手の心を刺激しない話題を選ぶことが大切です。
「~してもらった」は一番のタブー
恋人に何かを買ってもらった、何かをしてもらったような話はまず避けましょう。「雨が降っていて彼氏が会社まで迎えに来てくれる」のような日常的なことであっても、女友達は濡れて帰るしかない状況なら妬みを買う可能性があります。
「どうやって帰るの?」など、聞かれるまではこちらからは話さないのがベター。尋ねられて答える形なら嫌味にも取られません。
誕生日にオシャレなレストランに連れていってもらった。こんな嬉しいことは女友達にも聞いて欲しいと思いますが、話すならパートナーとのお付き合いが安定している人に。相手の状況を見極める姿勢を忘れずにいましょう。
恋人をおとしめる話もNG
じゃあ、彼氏がパチンコばかり行く浪費家で困っているような場合、それを話題にするのはOKでしょうか。
「うちの彼氏はどうしようもなくて」など、恋人をおとしめるような話は相手のネガティブな興味を誘います。「どうしようもないって、どこが?」と詳しいことまで話すことになれば、「そんなダメンズと付き合ってるんだ」とあなたの価値が下がることに。
「人の不幸は蜜の味」といいますが、嫉妬しやすい人ほど他人の苦しみを知ることで満足感を得ようとします。周りに吹聴されてしまって、嫌な噂が立つ可能性もありますよね。
どんな話題であっても、自分の恋人をけなすようなネタはNGです。悩みがあるときは信頼できる人にのみ打ち明けるのが良いでしょう。
恋バナになったら聞き役に徹するのも手
何人かで話しているときなど、思わず恋の話が出ることもありますよね。「聞かれてから答える」のが良いのはもちろんですが、嫉妬されたくないときは、いっそ聞き役に回ることで女友達の関心をそらすのもひとつの方法です。
「今年のホワイトデーは何をもらった?」と聞かれたら素直に答えるべきですが、詳しくは話さず「あなたはどうだったの?」と尋ね返して話題を相手に向けましょう。
下手に「大したものじゃないよ」などと言ってしまうと、余計に相手の気を引くことになります。ごまかさずに答えたら「今年のホワイトデーは寒かったね」などほかの話にしてしまうのも良いですね。
どんな話題であっても、嫉妬する人はいます。ですが、それはあなたに非があるわけではなく、相手側の問題です。無用な妬みを避けるには、何より自分から話を振らないことが重要。また、知られたくないからとむやみに嘘をつくのも、後でバレたときに気まずい思いをするのでやめましょう。
普段から嫉妬しやすい人には近づかないと心得たいですね。