
彼女が「料理上手だったらいいな」と考える男性は少なくありません。しかし料理上手かどうかというポイントは、男女によって異なっています。
男性が思う料理上手と、女性がイメージする料理上手にはどんな意識の違いがあるのでしょうか?具体的に見ていきましょう。
男女で料理上手の認識がこんなに変わる!
【ケース①】
男:家庭的で素朴な料理が食べたい
女:写真映えするカフェご飯が食べたい
男性に料理を振る舞う際に、写真映えするような彩り豊かな食事を彼に作ってあげたくなる女性は少なくありません。
SNSに載せてもオシャレで、見栄えもいいですよね。しかし男性は彩り豊かかどうかよりも、家庭で食べられるようなほっこりした食事を食べたいと思っています。SNS映えはしないような茶色系の食事の方が美味しそうに感じるのです。
例えば、煮物やカレー、野菜炒めなど、カラフルではないけれど、実家の親ファパパッと作ってくれたような家庭料理があると、安心します。
【ケース②】
男:パパッと冷蔵庫の残り物で作る
女:定番の洋食を作ってしまう
彼に料理を振る舞うなら、定番の洋食を振る舞いたいと思う女性もいるでしょう。しかし時間をかけなくても、たくさんお腹いっぱい食べたいと考える男性は、冷蔵庫の残り物で手際よく料理を作ってもらう方が喜びます。オムライスやハンバーグなども嬉しいのですが、家にある食材を上手に使って料理を作ってくれるところを見て、「彼女は料理上手だな」と感じます。
男性が見ているのは、もし将来結婚したらどんな料理を毎日作ってくれるのだろうという可能性です。決められた食費の中で、食材をいかに無駄にせずに美味しく食べられるのかという生活力も見ています。
【ケース③】
男:副菜やおつまみがたくさんあると嬉しい
女:メイン料理を豪華にしたいと思う
食事を作るときに、ついおろそかにしがちなのが副菜です。小鉢に入っているようなちょこっと食べられるおかずのことを考えるのは、後回しにしがち。しかし男性は、お酒に合いそうなおつまみや、副菜が2~3点あるだけで食卓の満足度が高くなります。男性同士が仕事帰りに食べるような居酒屋メニューには、オシャレな料理よりも、お酒に合いそうなおつまみや、副菜が多いですよね。いろんな物を少しずつ時間をかけて食べることが好きなのです。
副菜のバリエーションを増やすことによって、メイン料理が同じようなメニューだとしても見栄えも変わります。満足できる副菜のレパートリーを増やしていきましょう。
少しだけ彼の好みに寄り添って
彼に料理をもてなす時に、つい女性の目線で料理を作りがちです。しかし男性が求めているのは、オシャレさよりも、実家で長年親が作ってくれたような食事。母親が子供のために、忙しい家事や育児の中で適当に作ってきた料理こそが、彼にとってのお袋の味なのです。
彼が家ではどんな料理を食べていたのかをさりげなく聞いてみましょう。豪華な料理を毎日食べているよりも、どちらかというと質素ながらお腹いっぱい食べている家庭の方が多いかもしれません。
おふくろの味を再現できた時や、親よりも料理が上手い時に彼は「料理上手だ」とあなたの料理に感激します。
もし彼のお袋の味がとてもレベルが高い場合には、張り合うようなことはせずに、教えを乞うようにしてみましょう。同じレシピでもちょっとしたコツで、一気に料理は美味しくなります。
彼女に家庭の味を求める時には、気合いの入った料理よりもこういった料理の方が好まれるかもしれません。
彼が早く帰宅したくなるような美味しいご飯を作って、彼の胃袋を掴みましょう。胃袋を掴まれた男性は、他へはなかなか逃げようとしませんよ。