
「大好きな彼と、彼女と1分1秒でも長く一緒にいたい。だから一緒に暮らしてしまおう!」
そう同棲に突き進みたい気持ちもわかりますが、一旦立ち止まりましょう。人は恋に落ちると、理性や常識を失ってしまいがちです。
そこで、同棲はまだ早いカップルについてお伝えします。
経済的に自立できていないカップル
同棲はデートの延長ではありません。ふたりで”生活を共にすること”です。しっかりとした仕事を持って確かな収入があり、ふたりで生活していけるかどうかということが重要です。
そうではなくて、未だに実家から生活費の面倒を見てもらっているなどということでは、どう考えても周囲を納得させることはできません。
お互いを本当に知り合っていないカップル
デートを繰り返しているということは、お互いに会っている時間を楽しめる関係であるということです。つまり楽しく遊ぶ相手として大事だということです。
同棲する、一緒に暮らすということは、楽しい気分ではないときでも顔を会わせていなくてはなりません。デートのときには見せることがない顔を見せられる、あるいは見られるということになります。
例えば、彼にはとても短気なところがありささいなことですぐにひどく怒り出すとか、彼には実は借金があり毎月返済に大変な思いをしているなど。そこを理解できていないと、あっという間にお互いに幻滅してしまいます。
生活のルールを作れないカップル
ふたりで2泊3日の旅行に行って楽しく過ごすということなら、その間にお互いにどんなわがままを言い合っても笑って済ませられます。
しかし、毎日をふたりで生活するにはしっかりとルールを決めて従っていかなければ、すぐにその生活は破綻してしまうでしょう。
生活費の負担であったり、家事の分担であったり、食事の時間であったり、起床の時間であったり……どんなに好きであったとしても、基本的には他人であるふたりが一緒に生活するためには、そういうことが必要なのです。
結婚を前提としていないカップル
今は同棲ということであっても、近い将来にきちんとした結婚をして、周囲にも認められた家族として生きていきたいという考えがなければなりません。
お互いに一生を支え合っていく、つまり楽しく過ごすための相手としてではなく、お互いの人生に責任を持つという覚悟が必要なのです。
結婚する意思、お互いを支え合う意思がないなら、同棲しても残念ながら将来は見込めません。
同棲前に最低限考えるべきこととして、4つご紹介しました。
大好きな彼とずっと一緒にいたいから、一緒に住みたい!そのときめきに身を任せてしまうのか、あくまでも冷静に状況を判断すべきなのか難しいところです。
もし、上記に当てはまるようであれば、もう少し同棲は待ってみてもいいかもしれません。お互いが好き同士であれば、同棲するチャンスはいつでもやってくるので、焦らなくても大丈夫ですよ!