
彼氏とある程度の期間付き合っていたら、自然にお互いに将来のことを考え、結婚の話が出るかもしれません。しかし彼のことが好きだけれど、なんとなく結婚に気乗りがしない場合にはどうしたらいいのでしょうか?
彼氏と結婚の話は出るものの、あなたの中で「なんか違う」と感じているのは一体何なのでしょうか?
恋人にはいいけど夫ではない
彼と付き合っていて楽しいし大好きだけれど、恋愛と結婚は別物だと考えている場合には、なかなか結婚に踏み切れないかもしれません。恋愛に求めているものと、結婚に求めているものが異なるのです。
結婚は、これからずっと共に生きていくということ。お金のこと、仕事のこと、子供のこと……そんなことを考え始めると、彼氏のことを「恋人として付き合うのはいいけれど、生涯を共にするパートナーとは考えにくい」と感じてしまうことがあります。
求めている結婚の理想像とかけ離れている
具体的な結婚の理想像がある場合には、相手にそれを求めてしまいます。
例えば彼女の理想の家族像は、家族みんなの仲が良く、家族の時間が生活の中心にあるような家族になりたいと思っているとします。一方、彼氏は家族団欒をしようと思わず、これから先もバリバリ仕事をして、たまに家で家族に会う程度でいいと思っているとします。
お互いに家族に対してのイメージが異なると、「この人と一緒にいても、理想とする家族には慣れないかも」と思ってしまうのです。
どちらか一方の家族の理想像が悪いのではなく、正解もありません。どんな家族にしていきたいかの理想があり、それが相手の家族像とかけ離れている場合、「どうして私の理想の家族像に近づけることができないんだろう?」とモヤモヤした気持ちになってしまいます。
結婚に対して良いイメージがない
結婚に対してあまり良いイメージを持てず、結婚をすることに対してメリットを感じない人もいます。
例えば、家族の誰かが離婚をしていて辛い思いをしていたり、結婚した友達が夫の愚痴をこぼしてばかりだと、結婚に対して良いイメージを抱きにくくなるかもしれませんね。
周りが結婚し始め結婚のメリットデメリットを知り、結婚に対して憧れを持てないとなかなか結婚願望は持ちにくいものです。
そもそも結婚願望がない
そもそも、結婚が良いとか悪いとかではなく、単純に結婚願望が持てないと結婚の話はなかなか進まないでしょう。
内閣府が公表したデータによると、平均初婚年齢は、平成28年で夫が31.1歳、妻が29.4歳となっています。さらに、7人に1人の女性が生涯独身の時代です。
独身女性が周りに多く、自分の趣味や好きなことを楽しんだり、好きなものを自由に買ったり、「結婚しなくても幸せな人生」を送っている人を目の当たりにしている場合。そんなときには結婚願望が沸きにくいかもしれませんね。
結婚に踏み切るきっかけがない
あまりにも長くお付き合いをしてしすぎているカップルの場合、結婚に踏み切るきっかけがないとダラダラとお付き合いが続いていく関係になってしまうかもしれません。
長くお付き合いをしていて結婚に踏み切るカップルは、それなりの理由があります。どちらかの転勤が決まったり、子供を授かったり、自然に「結婚した方がいいね」と思ってしまう理由です。
「平成駆け込み婚」という言葉がブームになっていますが、「平成のうちに」などという自分たちとは利害関係のないことでも結婚に踏み切るには絶好のチャンスのようですね。
結婚適齢期になれば、周りの友達や親などが結婚を促すこともあるかもしれません。
しかし結婚は自分のタイミングで決めるもの。特に焦る必要はありません。自分の中で、「彼氏との結婚、なんだかしっくりこない」という気持ちがあるのなら、一度自分の気持ちと向き合ってみてくださいね。