
彼と付き合ったばかりの頃は、毎日がときめきに溢れていて、彼の何もかもが新鮮だったはずなのに……。付き合って半年も経つとときめきや新鮮は薄れ、突然「現実」が見えてくるものです。
しかし、これはほとんどのカップルが経験するものであって、特別珍しいことではありません。大切なのは、今をどう乗り切って次のステージへ行くかということです。
感情のまま彼と接してしまえば、「別れコース」一直線になってしまう可能性もあるので要注意です!
付き合って6か月経つと”好き”だけじゃダメ!?
お付き合いというのは「好き」という気持ちが一番大切なように思いますが、実は付き合って半年も経てば「好き」だけでは関係を続けるのが難しいという研究結果が明らかになっています。バルイラン大学心理学科のイスラエル・アペル教授が付き合ってから 2~8か月経ったカップル55組を対象に行った実験で、このような結論を発表しています。
「付き合って間も無い3ヶ月は、好きという感情が燃え上がる時期です。少なくてもこの時まではお互いをどのくらい好きなのかによって、これからも付き合うかどうかを決定します。しかし、問題は次です。そのように熱い時期が過ぎたら、単純にお互いを好きという感情だけでは関係を維持するは難しいです。考えの違いも出てきて、直してくれたら…と思う部分も出てきます。だからこそお互いの考えをよく理解して、問題を解決する能力が決定的な要素になるのです。3ヶ月から6ヶ月の間にこのような変化が生じるのです。このような変化に適応できないと6ヶ月以上付き合うのは難しいでしょう。多くのカップルが3~6ヶ月の間に別れているのも、これが原因です。」(引用元)
付き合って半年は今までのお付き合いからステージが変わるタイミングかもしれません。そのときに気を付けたいことを、具体的にご紹介していきます!
1.感情のままにケンカをしない
付き合い立ての頃のケンカには「私をもっと知ってもらいたい」とか「彼ともっと仲良くなりたい」という前向きな気持ちがあるのですが、付き合って半年経った頃のケンカには「ずっとたまっていた不満が爆発する」という、かなりマイナスな感情が潜んでいます。
だからこそ、感情のままにケンカをしないよう注意してください。彼とある程度関係性が深まったことで、言葉使いもきつくなったり、彼の人間性を否定するようなことを言ってしまうこともあるので、注意が必要です。
「ケンカ」という形でお互いの不満を発散する前に、早い段階で彼と「話し合い」をもつように心がけてみてください。
2.「好き」を伝え合うことを忘れない
付き合って半年も経つと「好き」が当り前になり、敢えて伝えることも少なくなっているはず。ですが、付き合って半年だからこそ、しっかりと「好き」という気持ちをお互いに伝え合うことが大切です。
言葉には力があります。お互いがお互いの悪口を言い合えばお互いの関係が悪化していくように、「好き」というプラスの言葉を伝え合うことによってお互いの関係はより充実したものになっていくものです。
付き合って半年が経った頃には、ふたりの関係を維持していくための努力も必要になっていきます。「好き」を伝え合うことを忘れないでくださいね。
3.付き合い方を変えていく
付き合って半年が経つと、よくも悪くも彼氏との関係も少しずつ安定してくるもの。それに伴って、彼との付き合い方を少し変えていくことも大切です。
デートやLINEの回数を減らしてみたり、彼よりも友達や仕事を優先させる機会を増やしたり、ベッタリだった彼との距離を少しあけてみてください。
自分の時間を充実させられれば、彼への不満がたまることを避けられますし、あなたにとって大切なものが「恋愛」だけではないことを思い出すことができるはず。恋愛以外の時間を充実させることで、恋愛をじょうずに楽しむ余裕がうまれるものです。
4.「好き」が薄れたわけではない
彼氏にときめきがなくなったり、あなたに対しての彼の態度がちょっと雑になったとしても、それは「好き」が薄れたわけではありません。
付き合いたての頃と違うことがでてくるのは当たり前のこと。そこで「もう、彼を好きじゃないのかも……」とは思わないことが大切です。マイナスに考えてしまっては、ここであなたと彼の関係は成長しないまま終わりを迎えてしまうことになってしまいます。
確かに、恋のときめきを感じることが減ってしまったかもしれません。しかしあなたと彼の次のステージには「ときめき」とは違う「何か」が必ず待っています。信頼であったり、絆であったり、付き合い立てのカップルでは得られないものを得られるはず。
いかがでしたか? ときめきが薄れるとついつい「このまま彼と付き合っていいのだろうか……」なんて思ってしまいがちですが、だからといって、彼と関係を終わりにして新しい恋を見つけることをしても、また同じことを繰り返すだけです。
今が踏ん張りどき! 彼と一緒に次のステージに進むためにも、諦めて投げ出すことなく、お互いに思いやりを持つことを忘れないでくださいね。