
彼氏とケンカしてしまった。最初は怒っていたけど、冷静になってみたら私のほうが悪いし何とか謝りたい。でも、うまく言葉にできるか不安……。自分の非を彼氏に謝りたいと思っても、出てくる言葉はどれも言い訳に聞こえそうで自信がないときってありますよね。そんなとき、具体的にどんな表現がいいのか、使ってみたいフレーズをご紹介します。
①「感情的になりすぎて」「冷静になれなくて」
たとえば彼氏とデート中、友人から電話がかかってきて思わず取ってしまった。それが長話になって彼氏を放置してしまい、謝ったけど彼氏は不機嫌なままでケンカになってしまったとき。「大事な話だったの」と言っても、なかなか許してくれない彼氏を見るとカッとなりますよね。そのままケンカ別れのようになって、はじめは彼氏の心の狭さに怒りがあったけど、時間が経てば「あとでかけ直すこともできたのに」と自分の態度の悪さを思い出し、申し訳なさで胸がいっぱいになります。
自分の態度を反省するときは、
「感情的になりすぎて、あなたの気持ちを考えられなかった」
「冷静になれなくて幼稚な態度を取ってしまった」
と、気持ちが高ぶってちゃんとした対応ができなかったことを謝りましょう。自分が悪かったと気がついたことが伝われば、彼氏の怒りも収まってきます。
②「あなたが怒るのは当たり前だと思う」
彼氏は、自分がいるのに長電話をされたことに対して怒りを持っています。そんな自分の行動について謝るなら、
「あなたが怒るのは当然だと思う」
「逆なら私も悲しいと思う」
と、そのときの気持ちを考えられなくて反省したことを伝えると、彼氏は「怒っている原因をわかってくれた」と思い、怒りの下にあった悲しみが癒やされます。「怒るのは当たり前だと思う」と受け止めてもらえたことで、自分の感情が間違っていなかったことに安心するのですね。
③「私が悪いのに、認められなかった」
ケンカになったとき、ごめんと言ったのにそれを受け入れてくれなかった彼氏に対して怒りを覚えましたが、放っておかれる彼氏の気持ちを考えたら、やはり電話を切らなかった自分が悪いと気が付きますよね。
「私が悪いのに、あのとき認められなくてごめんなさい」
彼氏の態度は自分のせい、と気がついてくれたことがわかると、彼氏はそのときに持っていた怒りを手放すことができます。
かたくなに「私は謝ったんだから!」と言われるとこちらが悪者にされたような気持ちになりますが、そうではなく、彼女が自分の間違いに焦点をあてて謝ってくれたことで、「こんなケンカはもう終わらせよう」と思えるのですね。
謝ることは勇気がいります。ケンカになってから自分の非を認めるのは、誰だって簡単にはできないもの。だからこそ、自分が悪いと思ったときはしっかりとその気持ちを伝える言葉が、相手の心を和らげてふたりの距離を戻してくれると思いましょう。「傷つけてごめんなさい」という気持ちが届けば、彼氏はそんな彼女の勇気を受け止めてくれます。