
付き合いの長いカップルになってくると、彼女が彼の母親のような立場になってしまうことがあります。
女性は母性本能が強いため、好きだからこそ面倒をみてあげたり世話を焼いてあげたくなりがち。
ネットでは「母性愛で彼を喜ばせる!」なんていう記事もあるほどなので、恋愛に母性愛を活用するべきなのでしょうか。
でも、そんな彼女の優しさがだんだん当たり前になってきてくると、一方でふたりの関係は恋人というよりも家族になってしまう可能性も…。
恋愛に母性愛は必要?不必要?そんなわかりづらい母性愛についてご紹介します。
そもそも母性とは?
そもそも母性とは何なのでしょうか。辞書には下記のように記されています。
女性のもつ母親としての性質。母親として、自分の子供を守り育てようとする本能的特質。(引用元)
辞書の言葉通りだと、母親が子供に対して抱く性質です。赤ちゃんは自分では何もできないから、母性本能が働き母親が守ろうとするのです。
母性本能を与える先は、”好きな相手に”や”愛する人に”ではないんですよね。
母性愛にはリスクがある
とはいえ、男性は、母性で優しく包まれることが大好き。現に、マザコンとは言わなくとも、男性にとって母親は絶対的な存在です。
日々社会で戦う男性にとって、自分のことを無条件で愛し、ケアまでしてくれる女性の存在はとても大きいものです。そんな女性を、男性は求めているのです。
ごはんを作ってあげて、掃除をしてあげて、洗濯物をしてあげて、アイロンをかけてあげて、愚痴を聞いてあげて、晩酌に付き合ってあげる…などの寛ぎを与えてくれる彼女に、彼は安心して心を開いてくれます。
セックスレスの危機!?
ただ、彼が安心して心を開いてくれると同時に、彼は彼女へ性的対象として接することができなくなる可能があります。
女として見てもらえなくなるのです。これが、母性愛のリスクです。
例えば、男性が母親を性的対象としないのは、理性が働いているからです。
母性から出る愛情と、恋愛の愛情は同じよう見えて、実は全く異なるものです。あなたを自分のものにしたいと思っている男性が、あなたの母親的な愛情を見て興奮するはずがありません。(引用元)
母性を注がれて母親のような存在になった彼女に対しても、無意識に理性が働いてセックスできなくなってしまいます。間違った母性愛は、セックスレスの原因になってしまうということです。
リスクを回避!母性愛の注ぎ方
彼の絶対的存在になりたくても、キスしなくなったりセックスレスになるのは女性として悲しいですよね。
では、ご飯を作ってあげたり、身の回りの世話をしたら、母親のように思われてしまうのでしょうか?答えは半分イエスで、半分ノー。
実は、男性が受け入れられる母性愛と、受け入れられない母性愛があるのです。
「彼のためにすべてやってあげていたのに、うっとうしがられてフラれた」なんていう女性は、後者の場合です。
ポイントは「小言を言わない」
男性が受け入れられる母性愛のポイントは「小言を言わないこと」!
母親は世話をしてくれるだけでなく、叱ったり、管理をしたり、ぐちぐち小言を言うこともあります。それらを含めて母親らしさに繋がっているのです。
だから彼女は、叱らないし、管理をしないし、小言を言わない。そうすれば、彼女≒母親を回避できるのです。
もちろん、喧嘩をして言い合いになることはあるかもしれませんが、彼と彼女が平等の目線なら大丈夫。母親のように上から目線で小言を言うのはNGということです。
彼女の立場からすると、「優しくしてあげて世話までして、文句を言ったらだめって、調子よすぎ!」と感じてしまった人。それが彼の本能的な性質なのでどうしようもないのです。
男ってなんて勝手で面倒な生き物なんだ、と思ってしまいますが、これも男と女の違いがあってこそ。その違いを知ってしまえば、逆手にとってコントロールするのは簡単なことかもしれませんよ♪
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