- 2017-9-4
- 結婚

世界の結婚式には、「こんなにも日本と違うのか!」と思うスタイルがたくさんあります。
そこで、今回はニューヨークのおしゃれ花嫁が実施するという『デスティネーションウエディング』についてご紹介します。
デスティネーションとは?
まずは、デスティネーションウエディングの説明から。
destinationには、目的地/行き先/宛先/到着地という意味があります。デスティネーションウエディングは、日本でいう『リゾ婚』や『海外ウエディング』に近い意味合いになります。
ニューヨーカー花嫁は、日常から離れ、非日常を味わう結婚式のことをまとめてデスティネーションウエディングと呼びます。
飛行機を使って海外など遠方へ行くこともデスティネーションウエディングになるのですが、車で1時間などちょっと足を延ばした郊外で挙げる結婚式のこともデスティネーションウエディングとなるのです。
その魅力は?
デスティネーションウエディングの魅力って一体何でしょうか?ニューヨーカー花嫁に選ばれるデスティネーションウエディングの魅力をご紹介します。
みんなで小旅行気分になれる
海外ウェディングとなると、家族だけもしくはごく限られた友達だけ、などゲストを少人数にすることが多くなっています。移動時間や滞在日数を考えると、やはり多くのゲストを呼ぶのは難しいのかもしれませんね。
デスティネーションウエディングでは、車で1時間くらいの場所でもOKなので、ゲストをたくさん呼ぶことも現実的になります。
例えば、東京から軽井沢へ、大阪から神戸へなどの距離なら、ゲストには1~2日スケジュールを空けてもらえばいいので、調整もしやすくなりますね。みんなで小旅行気分を味わえて、より特別な思い出になるはずです♪
ニューヨーカー花嫁流
ちなみに、ニューヨークの花嫁たちは、ゲストにも宿泊してもらい夜遅く(時には朝!)までパーティを楽しむこともあるそう。
アメリカの結婚式にはご祝儀という概念がないので、移動費や宿泊費はゲスト自身に負担してもらいます。その分、新郎新婦はホテルを探してゲストに提案したり、当日のおもてなしに力を入れるのです。
たったひとつの結婚式が叶う
デスティネーションウエディングは非日常の空間ということも相まって、オリジナルな結婚式を叶えやすいのも魅力のひとつです。
必ずしもホテルやゲストハウスを会場にしなくても、例えば、「森の中の歴史ある教会でキャンドルナイトウェディング」「海辺の広々とした倉庫でバーベキューパーティ」など、アイディアは無限大!非日常な空間にぴったりな内容を考えていくと、どんどんアイディア出てくるはずです。
そういった、完全オリジナルな結婚式をプロデュースしている会社やプランナーもいるので調べてみては♪
ニューヨーカー花嫁流
ニューヨーカー花嫁は、ウエディングパーティでアクティビティを用意しています。ビーチリゾートならクルージングや釣り大会、高原ならゴルフ大会、などとアクティビティの規模が大きい!
清く正しい結婚式ではなく、みんなでハッピーになろう!ということが大切。「結婚式とはこういうもの」という固定概念が一切ないのが、ニューヨーカー花嫁スタイルなんです。
両家の仲が深まる
デスティネーションウエディングでは、移動距離や方法にもよりゲストは宿泊したりしなかったり。でも、新郎新婦の家族は一緒に宿泊することが絶対におすすめ!
同じホテルに宿泊をして、次の日は両家の家族で一緒に観光をしても良いですね♪
結婚は、ふたりだけじゃなく、家族の結びつき。結婚式を機会に、両家の距離をぐぐっと縮めちゃいましょう!
ニューヨーカー花嫁流
ニューヨーカーの結婚式では、ブライダルシャワーやバチェラーパーティなど、結婚式当日だけじゃない楽しみもたくさん。
結婚式前後のハッピーイベントのひとつに、「ウエディングブレックファスト」があります。ウエディングブレックファストは、結婚式当日に花婿の家族が遠方ゲストへ朝食を振る舞うという習慣。
結婚式当日の朝、準備に忙しい花嫁のために、花婿とその家族がゲストをおもてなしするのです。このように、家族に手伝ってもらって結婚式を作り上げることも、家族の絆を深めるためのニューヨーカーの秘訣かもしれませんね!
”人種のるつぼ”と呼ばれているように、様々な暮らしや文化があるアメリカ。
アメリカの中でも、アメリカンドリームを夢見て世界各地から人が集まってくるニューヨークだからこそ、形に縛られない結婚式スタイルが出来上がったのです。
そんなおしゃれなニューヨーカー花嫁が選んでいる『デスティネーションウエディング』は、自由でハッピーな結婚式のスペシャルな形なのかもしれませんね♡