
入籍後晴れて彼と夫婦になり、新居に引っ越したり、新しい家具家電を買ったりと、何かと出費が多くなるのが新婚生活です。
新婚生活早々に貯金していた額を全て使い果たしてしまうのはもったいないです。使うべきところは使い、節約すべきところは節約する。将来のために節約すべきポイントはどんな部分なのでしょうか?
目次
新居にお金をかけすぎないこと
同棲期間を経て、結婚生活する場合には、引っ越し費用がかからない場合もあります。
しかし別々に暮らしていて、新しい家にふたりとも引っ越す場合には何かとお金がかかります。家賃、不動産への仲介手数料や、敷金礼金など、引っ越し代、固定費がかなりかかる可能性もあります。
家賃は旦那さんが払い続けられる金額
結婚当初はお互いに仕事をしていても、妊娠や出産、育児のタイミングで、仕事を休業したり辞めたりする女性も少なくありません。今は仕事を続けるつもりでも、その時の体調や状況によって、経済状況は変わってしまう可能性があるのです。
家賃等の固定費の額は、夫の収入だけで払い続けられるものにしておくと安心です。固定費はなかなか下げにくいものなので、よく考えて新居選びをしていきましょう。
固定費をできるだけ下げるには
他にも固定費として下げられそうなものは、下げていきましょう。
例えば、水道代、ガス代、電気代、ケータイ代など、毎月必ずかかってしまうものは、契約する会社を検討してみてもいいかもしれません。携帯代は格安SIMに変更することによって、一気に安くなる可能性もあります。
また家にいる時間が長い人は、使わない部屋の電気はこまめに消すようにしましょう。それだけでも電気代はかなり変わってきます。意外にかかってしまうのがエアコンの代金です。頻繁につけたり消したりすると、逆に電気代がかかってしまう可能性もあるので要注意。
引っ越し時の不用品をお金に換える
新婚のために引っ越す際、不用品が出る場合もあるでしょう。全て廃棄せず、リサイクルショップを利用しましょう。少ない金額であっても、捨てるよりは金額が多少増える可能性もあります。
お金をかけて生活をする事は簡単です。しかし、決まった金額の中で生活をするためには工夫が必要になり、そのために知恵がついてきます。それが結果的に生活力につながっていきます。万が一のために備えてしっかり節約をしておきたいですね。
意外とかかる外食の頻度を決める
外食をするのは、ストレス発散になったりリフレッシュになったりと、楽しいかもしれません。しかし、交際費や外食費は意外と出費がかさんでしまうもの。
外食の頻度を決めておくことによって、出費を制限することができます。ふたりでデートする場合には、月に何回くらいにすべきかという頻度をあらかじめ決めておきましょう。
自炊とお弁当持参で食費を削減
外食をしない日には、簡単に自炊できるように食材を準備しておきましょう。こまめに買うよりも、1週間まとめて買う方が節約になる場合もあります。作り置きや冷凍食品を活用し、お弁当持参するなどして食費を削減していきましょう。
家族が増えたときを考えて貯金を
貯金や節約といっても、何のために?という目的は大切です。
将来子供がほしいという夫婦は、「家族が増えたときのため」を目的に貯金をするべきです。
最初の子供が中学生を迎えるまでにしっかり貯金をしていくことが、ひとつの区切りになります。
子供が中学生になったときには、学費や食費など何かとお金がかかってくるからです。まだアルバイトはできませんが、子供は成長して食費はしっかりとかかり、受験のために塾に通い始めたり、家庭教師を雇う家庭もあります。
高校、専門学校や大学、と進学するにつれて、さらにお金が必要になります。ただ、ある程度子供が大きくなれば、あなたもフルタイムで仕事ができたり、自由に使える時間が増えていきます。
親の経済状況が原因で子供の将来の可能性を潰さないように、子供が中学生になるまでを区切りに貯金をしてみてくださいね。
節約をしようと思うと、そのためにどんな工夫をすればいいのかという知恵がつきます。万が一の場合に備えて、手元に貯金をし、将来のために投資するための元手の資金の貯蓄を少しずつでも始めていきましょう。