
結婚式を考えるカップルの具体的な第一歩である、『ブライダルフェア』。
しかし、なんとなく行ってみた、ではあまり実りのある時間にはなりません。
さらに言うと、1件目で行ったフェアで即決をしていしまい、後に後悔するという人も結構います。
質問は7つ。プレ花嫁に、本当に知っておいてほしいポイント
そこで、ウェディングプランナー(A・B・C・D)に『プレ花嫁に、本当に知っておいてほしいポイント』と題し、ズバリ質問!
「見てみたい!と思った式場は全部見学に行くべき?」「他の式場も検討しています、と正直に言うべき?」「正直、この式場すごくイイ!と思っちゃった。それって素直に伝えるべき?」をお届けした前編に引き続き、4つの質問を投げかけました。
ここまでなら払えるけど…予算は現実的に伝えるべき?理想で伝えるべき?
まず、結婚式場を決める上で、「予算はいくらにするか」を彼と決めておくことは大前提。
そこで決めた予算を正直に伝えるべきか、それとも少し安くなれば…という期待を込めて理想の予算を伝えるべきか、どちらがいいのでしょうか。
A 「現実と理想を素直に伝えて、その2パターンの見積もりを出してもらえばいいと思う。ただ、安い見積もりは料理とドレスを要チェック!ドレスや小物を持ち込みたい場合は持込料の確認も」
B 「現実的に言うべき。例えば、本当は350万円の予算があるけど『300万円で』というカップルがいても、接しているうちに本当はどっちかわかるから」
C 「予算を少しでも抑えたいなら理想で言ってみればいいと思う。理想の料金内で見積もりがもらえるし、そこからプラスしていくことはできるから」
D 「現実的に言うべき。プランナーとしては、安い見積もりをつくらされて、その後必然的に金額がアップしていくことへのクレームを防ぎたい。また、提案する商品はたくさんあるから、現実的な料金がわかる方が、本当にマッチした提案ができる」
ただ単に、「安くして!」って言っちゃってもいいのかな?
結婚式の平均予算は352.7万円(ゼクシィ調べ)。
こんな大金を結婚したばかりのふたりが扱うのですから、少しでも安い方が嬉しいところ。
8月や日曜日の午後式は安くなる、と言われていますが、条件は変えたくないという人。
ただ「安くして!」ということは言っても大丈夫なのでしょうか。
A 「言ってみることは全然OK!」
B 「言ってみて大丈夫」
C 「言うだけタダ!へんな駆け引きをするよりも素直に伝えてみて」
D 「言ってみる価値はあると思う。多分、5万円くらいは個人判断で値引きできるようになっているはず」
フェアに行ったとき、良いプランナーさんを付けてもらうコツってある?
フェアで案内をしてくれるプランナーさんってとっても重要!
そのプランナーさん次第で見積もり額や、式場への印象は変わってっくるものです。
ベテランの人がいい、オリジナルな提案ができる人がいい、など希望があっても、ふたりがプランナーを選ぶことはできません。
その時の運!ともいえる担当プランナーさん、良い人を付けてもらうコツとかあるのでしょうか。
A 「どうしても、っていう希望があるなら、フェアの予約段階で言ってみるのはアリ」
B 「基本的には事前に担当が決まっていなく、当日のアンケートの内容を見て決めている。だからアンケートには答えられるだけきちんと答えた方が、付いてくれるプランナーとの相性が良い可能性が高い」
C 「例えばスタッフ力重視なら、そこをアピールしてみては。あらかじめ担当を決めていない場合が多いから、電話のときにリクエストしてもOK」
D 「電話やメールで先に『こだわりはスタッフ力』と伝えておいてもいい。誰が担当になるかの最終ジャッジは当日アンケートだから、ここはきちんと書いて!」
では、プランナーのみなさん。自分がフェアに行ったとしたら最重要視するポイントは?
A 「アクセスは結構大事!参列するゲストのこともあるけど、自分も何度も打ち合わせに行かなければいけないから」
B 「スタッフの提案力。要望をきちんとヒアリングした上で、マニュアル通りではないオリジナルな提案をしてもらえるか。初回のフェアの段階で結婚式へのイメージを膨らませてもらえるか」
C 「スタッフは絶対!担当のプランナーはいうまでもなく、担当以外の他のスタッフがきちんと挨拶をするか、無駄話をしていないか、など」
D 「スタッフ!担当のプランナーとの相性はもちろんのこと、プランナー以外のスタッフの態度もちゃんと見た方がいい。例えば、『すごくお気に入りの会場だけど、スタッフがなんか微妙かも』と『会場はそこそこだけど、スタッフがめちゃくちゃイイ!』というかんじなら、完全に後者を選ぶかな」
やっぱりプランナーさん目線じゃないとわからないことってたくさんありますね。
インタビューしたプランナーさん全員が「担当との相性は大事!」声を揃えて言っていたので、教えてもらったコツを使ってみる価値ありですね♪
大切な結婚式――改めて、後悔のない結婚式づくりは、はじめの一歩『ブライダルフェア』から始まっているんですよ!