
彼氏とのお付き合いを重ねていくうちに、気になってくるのが結婚ですよね。結婚に進む前に、婚約期間を経るカップルが多いはずです。
ところでこの「婚約」、どのような意味なのか、何をするのか、きちんと理解できているでしょうか?例えば、エンゲージリング(婚約指輪)とマリッジリング(結婚指輪)の正確な違いがわからない人は実は多いです。今回の記事では、その婚約についてまとめています。婚約に関する疑問をここで解決しちゃいましょう!
目次
婚約の意味は?
まずは一番重要な、婚約の意味から説明します。婚約とは、一般的に結婚の約束をすることを意味します。正式に彼氏からプロポーズを受け、それにOKの返事をして婚約、というパターンが多いでしょう。ですが、プロポーズがない場合もまれにあります。将来のことをふたりで真剣に話し合って、結婚しようと決めているパターンなどですね。お互いに結婚の意思があって、それを確認できているのなら婚約をしていることになります。
ちなみにエンゲージリングは、婚約段階での男性から女性への贈り物です。「ダイヤがついているキラキラの指輪が婚約指輪でしょ?」くらいにしか考えたことのない人もいるかもしれませんが、「結婚をきちんと約束しています」という男性の気持ちをカタチにしたものです。ダイヤモンドの指輪は高価なものなので、そこに本気度が表れているというワケです。
フィアンセの意味は?
フィアンセとはフランス語で婚約者という意味を持っています。婚約者とは、結婚を約束した相手、つまりあなたが婚約した場合は彼氏のことを指します。彼氏からすると、彼女が婚約者になります。婚約をすると、あなたは彼氏のフィアンセということになるのです。
テレビドラマなどで、お金持ちのお嬢様に「いいなずけ」がいる場合がありますが、そのいいなずけもフィアンセとなります。
婚約期間は法的にはどうなる?
ふたりが婚約してあなたが彼のフィアンセになった場合、ほとんどが”口約束”状態のはず。その場合、法的にはふたりはどのような関係になるのでしょうか?
婚約した男女は、法律上では、婚姻の予約契約を結んだものと考えられます。婚姻の予約契約は、口頭だけでも成立します。(引用元)
このように口約束の婚約の場合でも、「予約契約」ということで成立します※。なので、例えば婚約期間中にどちらかが一方的に婚約破棄をしたり、浮気などがあった場合、法的処置によりその損害賠償を支払う責任が発生します。※ただし、酔った勢いでプロポーズをしたり、婚約と認められないケースもあり
婚約期間ってどのくらい?
晴れて婚約をしてから、実際に結婚するまでの期間を婚約期間と呼びます。近頃は結婚式を挙げる日よりも、入籍をする日までが婚約期間になるという認識が強いようです。婚活ブームもあり、お付き合いから結婚までの期間が短い人もたくさんいるようで、婚約期間は3か月から半年というカップルが一番多くなっています。実際に筆者と、筆者の周りの人達も婚約から半年前後で入籍をしていました。
婚約したらどうするの?することリスト!
実際に婚約をした際はどうしたらいいのか、何をするべきなのか、初めてのことなのでまったくわからない人もたくさんいるでしょう。ここからは婚約したら何をしたらいいのか、ひとつずつ挙げて説明していきますね。
①お互いの親への挨拶
婚約し、彼氏のフィアンセとなったら、まずは両家に報告しなくてはいけません。都合のいい日を伺い、それぞれのスケジュールを合わせて行きましょう。きちんとした服装と身だしなみで、手土産を持っていくことがポイントです。以前より彼氏や彼女の両親に紹介されていて良好な関係を築いていても、結婚の挨拶となると改めてきちんとしているカップルがほとんど。適切な服装やマナーなどもしっかりと確認しておきましょう!
②両家顔合わせ
お互いに両親への結婚の挨拶が終われば、次は両家の顔合わせです。お食事会を開くスタイルが昨今では多くなっています。
その場合もお互いのスケジュール確認と、お店や料理の確保が必要になってきます。
そして最近は少なくなっているようですが、地域や家のしきたりなどで結納を行う家庭もあります。その場合だと結納をするホテルや料亭などの場所の確保、結納品や結納金の準備をしなくてはいけませんね。結納品は地域や家のしきたりなどで変わってきます。自分で調べたり、家族と打ち合わせをしたりする必要があり、準備が大変だったという声をよく聞きます。時間に余裕を持って行動したいところです。
③結婚式の準備
結婚式を挙げるとなると、その準備をしなくてはなりません。結婚式の準備は約半年~1年かけて準備を行う人がほとんどです。そして、結婚指輪の購入や新婚旅行の計画も立てていく形になるでしょう。新婚旅行のプランを練って、交通機関やホテルなどの予約も忘れないようにしましょうね。
④周りへの報告
結婚が決まり、婚約したとなると、両親だけではなく周りの人たちにも報告をしましょう。会社へは上司に一番最初に報告します。あとは友達や親せきなど。なかなか会うタイミングがない、または遠方に住んでいるなどで直接報告できない場合は電話やメールなどのツールを使っても大丈夫。しかし仲が良い友達グループなどには、報告のタイミングがズレてしまうと「私は聞いていない」とわだかまりが起こることもあるので注意しましょうね。
⑤新居の計画
彼氏と結婚をするとなると、生活を共に過ごす場合がほとんどです。その場合新しい生活をどこで過ごすのかは重要なポイントになりますよね。どちらかの実家で暮らす場合はそこまで焦る必要はありませんが、ふたりだけで生活する場合は新居を探さなくてはいけません。住みやすい新居を探すためには早めに行動した方が断然有利。入籍して一緒に暮らし始める時期が決まったら、すぐにでも新居探しを行いましょう。
婚約期間の心構え
結婚が決まって無事に彼氏と婚約し、幸せいっぱいの婚約期間。しかし、実際に結婚をするまでの間にいろいろと考えてしまうこともあります。マリッジブルーという言葉はご存知の人も多いと思います。「この人で本当にいいのか」と悩んでしまいマリッジブルーになるという話をよく聞きますが、その悩みは人それぞれあります。筆者は「これからふたりでちゃんとやっていけるのかな……」や、「もし向こうの気持ちが冷めてしまったらどうなるのだろう……」ということをウジウジ考えてしまいました。
そういう時は一度落ち着いて、婚約者とゆっくり過ごす時間をとり、たくさん会話をしてみましょう。そうすると「この人しかいない」、「この人とならやっていける」と思えるはずですよ。
意外と理解ができていないかも!?な婚約やフィアンセの意味から、婚約成立した後の流れなどを紹介しました。
大好きな彼氏との待ちに待った婚約、とても喜ばしいことです。ですが意外にもするべきことがたくさんあり、気持ちもソワソワしてしまい、心休まる時がなかったりするのも事実。婚約期間はいろいろなことが目まぐるしく、そしてあっという間に過ぎてしまいます。しかし、一つひとつきちんと進めていけば、何も心配することはありません。様々な準備の大変さを覚悟しつつも、一度しかない婚約期間を精一杯楽しみ、幸せを噛み締めてくださいね♡