結婚式の保険、コロナは適用外!?どんな場合に頼りになるのか徹底解説

Woman with protective face mask using phone at the cafe table

新型コロナウィルスの感染拡大により、結婚式の延期やキャンセル検討している新郎新婦が増えています。そのため『結婚式の保険』が話題になることも増えているようですが……。まだまだ一般的とは言えない制度であり、その補償範囲について正しい知識がない人も多いよう。そこでここでは、その内容について詳しく解説していきます。

結婚の保険が保障してくれること4つ

2020年春に続き、2度目の緊急事態宣言が発令された今、結婚式の延期・キャンセルを考える新郎新婦が増えてきました。コロナ禍以前にも、台風の影響を受けて同様の話題が持ち上がったことがありますよね。そんなとき注目を集めるのは「キャンセル料が高すぎる……」という声。同時に『結婚式の保険』も話題に上ることがあります。

『結婚式の保険』が新郎新婦に適用される際には、当然、条件があります。保険の適用対象として挙げられるのは、以下4つのケースです。
①ご本人や身内のご不幸
②ご本人や身内の7日以上の入院
③結婚式当日の入院、医師による待機指示
④地震・台風・家事などの災害

結論!コロナ禍における『結婚式の保険』

ズバリ、新型コロナウィルスの影響による結婚式の延期・キャンセルは、ほとんどの場合、保険対象外です。前述①~④を踏まえて、この理由を説明すると……。

政府の自粛要請や都市閉鎖(ロックダウン)が理由となる延期やキャンセルは、そもそも補償の対象となる4つの条件に該当しません。医師以外(保健所や会社など)からの自宅待機指示があった場合も同様です。また「まだ安心できないから」という“心配な状況”も、自己都合による延期・キャンセルとみなされ補償は受けられないのです。

では適用条件①~④が、具体的にどんな場合を指すのかを見ていきましょう。

4つの補償対象について詳しく解説!

では、保険が適用される場合は、いったいどんなケースなのでしょう。『結婚式の保険』が適用される①~④の条件について、具体的なポイントを解説していきます。

①本人や身内のご不幸

chrysanthemum結婚式を挙げる新郎新婦どちらかの逝去があった場合はもちろん、新郎新婦の親御様やお子様、兄弟姉妹様のどなたかがご逝去された場合も対象となります。

②本人や身内の7日以上の入院

Close up of medical drip or IV drip新郎新婦のどちらかが7日以上継続して入院することになった場合は、保険が適用されます。また、新郎新婦の親御様やお子さまのうちどなたかが7日以上継続して入院する場合も対象です。

この場合に気をつけたいのは、保険が適用される期間前に、すでに入院が決まっていた場合は対象外となること。もちろん継続していない7日以上の入院も対象外となります。また①と違って、兄弟が対象から外れてしまいます。

③結婚式当日の入院、医師による待機指示

Examine結婚式当日に新郎新婦のいずれかが病気やケガで入院していたり、医師からの自宅待機指示を受けている場合は保険が対象となります。

前述のとおり、コロナ禍では、自宅待機指示が保健所や会社から出されているケースが多く、その場合には保険対象外となります。新郎新婦以外の入院や待機指示にも、適用されません。

④地震・台風・家事などの災害

Hurricane warning sign新郎新婦が被災した場合にも、保険が適用されます。

火災や破裂、爆発による被害や、自然災害(風災・雪災・地震・噴火・津波)で、新郎新婦いずれかが住んでいる家屋に半壊以上の損害が出た場合。または家財に100万円以上の損害が生じた場合が保険の対象です。

気をつけたいのは、補償対象となるのが実際に被害が出た場合だということ。台風に備えた延期やキャンセルでは、保険が下りません。

結婚式当日のトラブルにも適用される

Bride and groom holding hands in wedding病気やケガ、自然災害だけでなく、結婚式当日のトラブルにも『結婚式の保険』が適用される場合があります。

【式場の設備や備品を破損・汚損した】
このケースでは、保険会社によって対象となる設備や備品の範囲が異なります。自分たちが結婚式を挙げる会場や、当日の演出、装飾などを踏まえて、もっとも適当な条件の保険を選ぶ必要があるでしょう。

【貸衣裳を破損してしまった】
補償の対象となるのは、結婚式当日に使用するためにレンタルした衣裳や装飾品。友人などから無償で借りたものは対象外です。

【結婚式中にゲストが救急搬送された】
結婚式の最中に起こった、ゲストの体調不良もカバーされていることが多いです。しかし救急車を使用して搬送することが条件になっていて、自家用車やタクシーでの搬送は対象外とされる場合がほとんどです。

【結婚式後、新郎新婦が入院した】
新郎新婦のいずれかが当日中に入院するという、緊急事態が対象です。診察や通院は補償されていません。

式場側の心づかいがあることも

Flowers in the pure white chapelコロナ禍における結婚式の延期では、式場側の心づかいによって、日程変更料が無料になるケースも見られます。しかしこれはあくまでも、式場側の配慮。すべての新郎新婦に当てはまることではありません。

またキャンセルについては、契約書どおりのキャンセル料が請求されることが多いでしょう。結婚式そのものは誰にとっても喜ばしい“ハレの日”ですが、結婚式場の運営には利益を追求する“ビジネス”という側面があることも心得ておかなければなりません。


いかがでしたか?『結婚式の保険』は残念ながら、コロナ禍において決して万能ではありません。しかし、万が一の事態に備えておくことで、補償が受けられることには間違いありません。加入によって得られる安心があるのなら、それも結婚式準備のひとつと言えるでしょう。

※保険会社や契約プランによって、補償内容は異なります。

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