社会人必見!『アルハラ』の実態を知り、飲み会解禁に備えよ

people talking toasting in a pub with the beers

日常的にもイベントごととしても、飲酒の機会に変化が起きている今。コロナ禍が収束したときに、どのようにお酒を楽しみたいかを調査(※)してみると、『アルハラ』に対する警戒心が垣間見える結果となりました。

※情報提供元(外部リンク):コロナ禍を受けた飲酒と「アルハラ」に関する実態調査/キリンホールディングス

飲み会の再開後、どう楽しみたい?

多くの飲み会が、実施を見送られたりオンライン開催になったコロナ禍。一方で、この先も『復活しないままでいい』と言われているのが『仕事関係の飲み会』だという調査結果は既報のとおりです。その理由として挙げられたのは「気疲れ」や「さまざまなハラスメントを防げる」という声。では多くの人たちが望む飲み会とは、一体どんなものでしょう?

気心の知れた人たちだけでゆっくり楽しく飲みたい(神奈川・57歳女性)

それぞれが、本当に行きたい飲み会だけに行く(神奈川・29歳女性)

時間を気にしないでゆっくり飲みたい(東京・28歳女性)

家飲みを基本にしたい。外飲みよりお金が掛からないから(埼玉・52歳男性)

会社の食事会や旅行はなくなればよいと思う(岐阜・47歳女性)

このように、気心の知れた仲間たちとゆっくりと、余計なお金をかけずに飲みたいという声……つまり、「行きたい飲み会にだけ参加できるようになってほしい」と考えている人が多いと分かりました。

行きたくない飲み会…何がイヤ?

飲み会が開催されるにあたって、不安やストレスに感じることを調査しました。

グラフ3-1_「コロナ禍収束後に行う飲み会で、不安やストレスに感じていることをすべてお答えください」

1位:会社の飲み会や接待など、行きたくない飲み会に行かされることにストレスを感じそう(36.0%)

2位:帰りたいときに帰れなくなりそう(31.7%)

3位:久しぶりなので体調が不安(23.0%)

この結果から、接待や長酒に付き合わされること、相手に合わせることでの体調不安などが懸念されていることが分かります。そして、1割超の人が『アルハラ』を懸念しているとの回答が。

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今、『アルハラ』は大きな社会問題

飲み会が行われる際の不安やストレスとして懸念されている『アルハラ』。これは、アルコールハラスメントの略称で、飲酒に関連した嫌がらせ行為や迷惑行為、人権侵害を指しています。なかなか気が進まない仕事関連の飲み会を少しでも前向きな場にするために、ここでは、その問題について詳しく見ていきましょう。

まず、『アルハラ』を知っているかどうか。

グラフ5-1_「あなたは「アルハラ」を知っていますか」

その結果、約4割もの人が「知らない(40.2%)」と回答。「意味は知らないが聞いたことはある(29.3%)」と合わせると、約7割の人が『アルハラ』を理解していないことが判明!

今、社会問題のひとつとして取り上げられることの多い『アルハラ』は、多くの企業の取り組みや報道を通じて啓発活動が行われているものの、まだまだ浸透していないという現実が浮き彫りになりました。

そこで改めて、回答者の方に『アルハラ』の定義を伝えたうえで、「『アルハラ』が理由で飲み会に参加したくないと思ったことがあるか」を尋ねてみました。

グラフ5-2_「「アルハラ」が理由で飲み会に参加したくないと思ったことはありますか」

すると、約4割近くの人が少なくとも一度はあると答えた結果に。これを「過半数が気にしていないから大丈夫」と捉えるのではなく、本来は飲み会への参加者全員が楽しめる場にするために、意識を高めていく必要があると考えられるでしょう。

『アルハラ』目撃談!その現実…

「『アルハラ』を目撃したことがあるか」との問いには、4人に1人が「何度もある(6.6%)」、「ある7.2%」「少しある(11.7%)」と回答しました。

グラフ5-3_「「アルハラ」を目撃したことがありますか」
その目撃談には、お酒・一気飲みの強要や、晩酌の強要、暴言、セクハラなどが多く挙げられました。

部下や年下が、上司などに無理やり強要されたり、お酒に弱いと対応が悪くなったりする(福岡・36歳女性)

酒の勢いでの暴言(愛媛・31歳男性)

飲めないことを「情けない」と言われている場面を見たことがある(栃木・40歳女性)

酒を飲むと女性にしつこく絡む男性がいる(大阪・54歳男性)

部下がもう無理だと言っているのに一気飲みや「俺がついだ酒が飲めないのか」という場面を多々見かけた。(もちろんアルハラという概念が生まれる以前)自分の許容範囲を超えて飲んで大声で騒いだり、トイレ以外で嘔吐して周囲に迷惑をかける人がいる。同じ集団と思われたくない(千葉・36歳女性)

女性新入社員にお酌させる(神奈川・38歳男性)

話したくないことを何度も聞かれるなど(東京・46歳男性)

悪質な『アルハラ』1位は○○○○

知らないうちに迷惑行為を引き起こしているかもしれない『アルハラ』。どんな『アルハラ』が悪質だと感じるかをリサーチしてみた結果……。

グラフ6-1_「最も悪質だと思う「アルハラ」をお答えください」

1位:セクハラ(30.5%)

2位:飲酒量の強要(16.7%)

3位:酔った勢いでの恫喝(15.2%)

セクハラや恫喝のような、どのようなシーンでも許されない行為はもとより、「飲酒量の強要」や「意図的な酔いつぶし」など、飲み会だからこそ気をつけねばならない問題も浮かび上がっています。

『アルハラ』を防止するために

迷惑行為を起こさないためには、周りの人のお酒への耐性を、正しく知ることが大切です。

グラフ4-1_「お酒は飲み続けて鍛えれば強くなる、と思いますか」

グラフ4-2_「お酒は遺伝からくる体質によって飲める量が人それぞれ違うということを知っていましたか」

実は3人に1人が、「お酒は飲み続けて鍛えれば強くなる」と誤解していることが分かりました。しかし、「お酒は遺伝からくる体質によって、飲める量が人それぞれ違う」ということを知っている人は8割以上。

体質によって飲める量が違うことは知っているものの、飲み続ければ強くなると勘違いしている人が多いのは、「お酒は飲まないと強くならないから」のような言葉が原因の一つかもしれません。またこうした誤解が、飲酒の強要にも繋がっていると考えられます。

『スロードリンク』で節度ある飲み会を

最後に『スロードリンク』について調査しました。これは適量のお酒をゆっくり楽しむという考え方です。

グラフ7-2_「「適量のお酒をゆっくりと楽しむ」スロードリンクという考え方について、どう思いますか」

『スロードリンク』の考え方を伝えたうえで、どう思うか聞いてみると、「積極的に取り入れられるべきだと思う(36.1%)」「取り入れられるべきだと思う(30.6%)」「どちらかというと取り入れられるべきだと思う(14.2%)」という回答が大部分を占め、8割以上が肯定的に捉えていることが分かりました。

コロナ禍では多くの人たちが、自分も相手も気持ちよい空間で、一緒にお酒を楽しめることがとても貴重な時間であることに気づかされたと思います。この先再びその機会が訪れたとき、誰もが笑顔で乾杯できるよう、『アルハラ』について意識を高めておく必要がありそうです。

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