
お付き合いが長いカップルや、結婚を検討しているカップルは、彼氏の実家にお邪魔する機会もたくさんあるでしょう。
その時に、日帰りではなくお泊りになるカップルも多いのではないでしょうか。彼氏の実家が地方にあるとなると、初めての挨拶でお泊り……というパターンもありえますね。彼が私との結婚を考えてくれている!と嬉しい反面、どういう風に過ごせばいいかわからない人もきっと多いハズ。
今回は、彼氏の実家にお泊りに行く際に気を付けておいた方が良いポイントを詳しく説明します。彼のご両親に良い印象を持ってもらえるようにがんばりましょう!
目次
①何を準備したらいい?
一人暮らしをしている友達や彼氏の家にお泊りに行く時って、荷物を最小限にしている人が多いのではではないでしょうか?筆者もこのタイプの人間で、寝る時の服やシャワーを浴びた際のタオル、スキンケアグッズなどを友達や彼氏に借りていました。
ですが、彼氏の実家となると違います。お泊りに必要なものは全部持っていくべきです。極力、物を借りないようにするのがベターです。先ほどの寝る時の服やタオルなどはもちろん、何もないログハウスに泊まりに行くような気持ちで準備をしましょう。
②手土産は必ず持っていこう!
彼氏の実家にお泊りをさせてもらうのです。決して手ぶらでは行けません。そして気を付けたい手土産の中身なのですが、日持ちするお菓子が一番選びやすいですし、もらっても困らないものになるでしょう。やはりどんなに美味しくても、日持ちしないものだと「早く食べなくては……!」ともらった側に負担をかけさせてしまいます。
タオルや雑貨などの形に残るものは、仲良くなった時は良いと思いますが、初めての挨拶やお泊りで渡すのは避けておきましょう。個人の好みもありますし、気軽に受け取りにくいです。自分の地元のお菓子や、好きなお菓子を選ぶと会話のきっかけにもなり渡しやすいですよ。彼からご両親の好みをリサーチして選ぶのも好印象ですね。
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③どんな服装やヘアメイクがいい?
見た目はその人のイメージに繋がります。特に初めての挨拶となると、第一印象を大きく変える服装とヘアメイクは細心の注意を払った方が良いでしょう。濃いメイクに露出が多い服なんてもってのほかです。
大事に育ててきた息子の結婚相手は、みんなきっと真面目な女性が良いと思っています。それを見た目でアピールするためには、まずナチュラルメイクが鉄則。アイメイクはブラウン系で、カラコンは付けないか自然な程度に。チークやリップも、ピンク系を薄めに乗せるだけにした方が真面目な印象になります。
髪型はまとまりのある髪型に。巻くのなら、巻き過ぎないように注意しましょう。毛先をワンカールに内側に巻くと上品に見えるのでオススメです。あまり長すぎるようであれば、一つにまとめたり、ハーフアップにしたりするとスッキリ見え印象アップしますよ。
服装は女子アナウンサーのようなキレイ目を心がけると良いでしょう。透けない白のブラウスに、清楚に見えるネイビーや、優しい印象に見えるベージュのスカートを合わせたりすると上品に仕上がります。あまり強めのカラーは使わない方が無難です。そしてさらに、スカートは長めのフレアのタイプが一番良いでしょう。椅子や座敷でも、生地が上がってこず安心して座ることができます。
そして秋冬は毎年ブーツがトレンドになりますが、彼氏の実家にお邪魔させてもらう時は絶対にやめておきましょうね。脱ぎにくいですし、常識がないと思われてしまうかもしれません。ストッキングやタイツにパンプスを合わせましょう。
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④一番緊張する!家に上がる時は?
まずコートを着ていたり、ストールをしたりしている場合は外で脱いでおきましょうね。
そこで彼のご両親が出迎えてくれたのなら、笑顔でハキハキと挨拶をします。お泊りさせてもらうのですから、「お世話になります。」と一言添えるのも大切です。
そして家に上がる際はそのままご両親のほうを向き、靴を脱ぎます。スリッパを履いた後に床に膝をついて靴の先が玄関を向くように揃えましょう。
手土産は落ち着いた時に紙袋から出して、箱の向きを相手側に変えて渡します。一言添える時は「つまらないものですが…。」より、「お口に合うといいのですが…。」や「ほんの気持ちですが…。」などをチョイスしましょう。ちなみに紙袋は自分で持ち帰るのが基本的なマナーになります。
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⑤会話をするときは?
彼のご両親との会話、気が気じゃないと思いますが、ここだけは注意しておきたいポイントがあります。それは、彼のことは必ず「〇〇さん」とさん付けで呼びましょう。
そしてどんな時でも彼を立てることが大事です。「うちの息子ダメダメでしょ~?」と言う人もいますが、それに「そうですね~。」なんて絶対言ってはいけませんよ。「そんなこと無いですよ。」が基本回答で、さらに「〇〇で素敵です。」と付け加えるとご両親も彼もいい気分になれる100点満点の回答になります。
⑥食事をごちそうしてもらう!
彼のお母さんがご馳走をふるまってくれる場合、「何かお手伝いしましょうか?」と必ず声をかけましょう。頼まれたらお手伝いをします。この時にパッと自分のエプロンを取り出せると、好印象間違いなしです。
しかし「座ってゆっくりしていてね。」と言われることも多いはず。その時は無理に手伝おうとせず、座っておきましょう。ですが、家族に「取りに来て~。」や「手伝って~。」などと声をかけるシーンがあれば積極的に動きましょう。
食事の最中では「美味しいです。」と味の感想も忘れずに!箸の使い方を見ている人も多いので気を付けましょう。食べ終えたら食器は下げ、後片付けもできるだけお手伝いします。
⑦その他に気を付けることはある?
ここからは細かいことになりますが、とても大事なポイントになります。まず、お風呂やトイレを使う時は、「お借りします。」と一言お伝えをしましょう。お風呂ならば上がった時も「上がりました。」とお伝えした方が良いです。そして必ずキレイに使うこと!特にお風呂は上がった後に髪の毛が落ちていないか、脱衣所の床は濡れていないかをチェックしましょう。
そして部屋を移動するときは、ドアをきちんと閉めましょう。開けっ放しは良い印象を持たれません。夜は緊張して眠れないかもしれませんが、次の日は早く起きるようにしましょう。布団を用意してくれているのならば、必ず畳んでおきます。
⑧帰ってからも気を抜かない!
緊張のお泊りももう最後です。帰りには「お世話になりました。」とお礼を言うことを忘れずに!
帰った後も、今自宅に着いたという連絡とともに、もう一度お礼を伝えましょう。彼に伝えてもらうだけでも良いですが、できればお電話で直接お礼を言いたいところです。彼に電話をかけてもらい、ちょっとだけ電話を借りるくらいで充分ですよ。
人生で一番を争うくらいに緊張する、彼氏の実家への挨拶。さらにお泊りとなると、その緊張は計り知れません。
ですが、これを乗り越える先に大好きな彼との結婚が待っているのならば、一生懸命がんばりたいですよね。この気を付けたいポイントをしっかりと頭に入れ、彼のご両親に良い印象を持ってもえるようがんばりましょう!