
彼氏との連絡ツールとして欠かせないLINE。朝の挨拶から「お疲れさま」まで、普段からまめにやり取りをしているカップルも多いのではないでしょうか。
交際が長続きしているカップルは、会えないときでもLINEをうまく使ってコミュニケーションをとる姿勢があります。会話の内容や頻度など、「交際一年以上」のカップルはどんなLINEの使い方をしているのか、聞いてみました。
①他愛もない話はLINEで、大切なことは電話で
「友達と食事に行ったときに食べたものの写真を送るとか、待ち合わせに遅れるときとかはLINEでぱっと送るけど、彼氏が仕事で疲れていてちゃんと励ましたいなと思うときは、短くても電話します。文字だけで『頑張って』って送るのも味気ない気がして」(26歳・女性/受付)
彼女のほうから告白して交際が始まったこちらのふたり。最初は「彼氏の負担になりたくないから」とLINEで用件を伝えることが多かったけれど、彼氏に「声を聞きたいときもある」と言われてからは大切なことは電話や会って伝えるようになったといいます。
電話のように相手の時間を奪わないのがLINEのメリットではありますが、何でも文字だけで済ませるのも何だか寂しいですよね。特に感情をしっかり伝えたいときは電話で口に出す、会ったときに顔を見て話すなど、メリハリのある使い方がいい関係を続ける秘訣といえます。
②連絡不精なふたりでも、朝と夜の挨拶は欠かさない
「俺がLINEが苦手で、いつも彼女のほうから送ってもらって悪いなと思います。それで考えたのが挨拶で、朝の『おはよう』とか夜の『おやすみ』とかならすぐに送れると思って俺から毎日続けています。それだけで終わる日もあるけど、ふたりにとって習慣なので返事があるだけで満足」(27歳・男性/教育)
こちらのカップルは、彼女のほうはLINEでまめにやり取りをするのが好きなそう。合わないように見えますが、それでも交際が一年半を迎えているのは、朝と夜のメッセージを習慣にすることでお互いの気配を感じていられるから。
「寝落ちしていて返事ができなかったときでも、次の朝に必ず会話する習慣があるからすぐに謝れています」と男性は話してくれました。“つながっていること”だけを意識した使い方がLINEのメリットではないのです。
③ケンカしてもすぐにブロックしない
「お互いに短気なところがあって、昔はケンカするとすぐにLINEや着信をブロックしては仲直りに時間がかかることが多かったです。でも、それじゃダメだと思い、ふたりで話し合って『ケンカしてもLINEはブロックしないこと』を約束しました。冷静になって話したくなったときに、すぐに連絡ができないのってすごくストレスですよね。それがなくなってケンカも少なくなった気がします」(30歳・女性/総務)
すぐにつながることが幸せな反面、ケンカになるとその近い距離感が嫌になって怒りのままブロックしていた、というこちらのカップル。不安定なお付き合いに疲れたとき、彼女の方からブロックはせずに連絡の手段を残すことを彼氏に提案したそうです。
相手を拒絶すると、そのまま心の距離が離れたまま戻らなくなることもありますが……。それを避けるためにLINEを残すことで、向き合う気持ちを忘れない姿勢が生まれ、長いお付き合いを支えているといえます。
メッセージやスタンプ、写真などいろいろな送り方ができるLINEは、ふたりにとって気持ちを伝え合う大切なツール。幸せなお付き合いを続けるためには、その長所を活かした使い方をふたりで考え、ストレスのないやり取りを心がけるのが大切なのですね。