
ブライズメイドという言葉を聞いたことがありますか?Instagramなどで、新郎新婦のほかに、お揃いのドレスや衣装を着た人たちを実際に目にしたことがある人も少なくないはず。
今、オシャレ花嫁を中心に、結婚式でブライズメイドを行う人が増えているんです❤
ブライズメイドって何?そんな疑問を詳しく解説していきます。
ブライズメイド【基本情報】
ブライズメイドは、花嫁の友人が結婚式をサポートするという欧米の習慣です。
ブライズメイドの起源は中世のヨーロッパまで遡ると言われています。当時は、幸せな新郎新婦を妬み悪魔が結婚式当日にやってくると信じられ、新婦を守るために同じような服装をして付き添わせごまかしたという説があります。(引用元)
ブライズメイドは、結婚式の受付をしたり、花嫁の先にバージンロードを歩いてアテンドしたり、フラワーシャワーをゲストに配る準備をしたりします。メイドオブオーナー(Maid of Honor)と呼ばれるブライズメイドのリーダーになると、花嫁のドレスの裾を直したり、結婚証明書へサインをしたりすることも。
また、ブライズメイドは結婚式当日だけでなく、婚前パーティ「ブライダルシャワー」を企画進行する役割も担っています。
どんな人を選ぶの?
ブライズメイドに選ばれる人は、主に花嫁の親しい友達、姉妹、親族で、未婚の女性が務めることが多いようです。ブライズメイドに選ばれることは、花嫁からの信頼を得ているということで大変誇らしいことなのです❤
欧米のブライズメイドは、一般的に2~5名程度選ばれ、人数が多いほどその挙式のステイタスが高いとされるようです。
男性版もある!
花嫁の引き立て役・サポート係となるブライズメイド、その男性バージョンもあるのです。花婿をサポートする役割の人をアッシャーと呼びます(正式名称はグルームズマン)。
アッシャーの人数は基本的にブライズメイドの人数に合わせ、バージンロードを敷いたり、披露宴の進行を手伝ったり、二次会の準備をしたりします。ベストマンと呼ばれるアッシャーマンのリーダーは、結婚証明書へサインをしたり、披露宴でスピーチをする役割もあります。
また、独身最後の夜に行う「バチェラーパーティ」の企画進行もアッシャーの役割です。
ブライズメイド【ドレス事情】
ウエディングプランナーさんという存在が確立し、結婚式準備も結婚式当日もプロに手伝ってもらう日本では、そもそもブライズメイドはいなくてもいい存在。(海外ではウエディングプランナーさんが一般的ではないこともあるのです。こちらの記事をチェック!)
そんな中でも、日本でブライズメイドを行う結婚式が増えてきたのは、「お揃いのドレスがかわいいから!」という理由が大きいのではないでしょうか❤
ドレスってお揃いなの?
ブライズメイドのドレスは絶対にお揃いにしなければならない、という決まりはありません。ただ、ブライズメイドの由来となっている”悪魔”を惑わすためには「おそろいの衣裳」であることが重要なポイントとされています。
デザインは違ってもカラーを統一したり、ポイントで色を揃えたり、全体のバランスを見て決めればOKです♪ただ、白いドレスはNGです。白は花嫁のカラー、というのは世界共通なんですよ。
アッシャーはタキシードやモーニングが正式な衣装とされています。
ドレス代ってどうするの?
ドレスの代金は、欧米ではブライズメイドが負担することが多いよう。ただ、日本では「あえてやってもらっている」わけなので、新郎新婦からプレゼントする方がスムーズかもしれません。
購入とレンタルのどちらにするか悩むところですが、メイドオブオーナーやベストマンと相談し、予算も考えたうえで決めていく必要があります。
ブライズメイド【お礼事情】
結婚式当日にずっとお手伝いしてくれるわけですので、ブライズメイドにはお礼をお渡しするべき。
欧米では、アクセサリーや化粧品、日用品、インテリア用品などをプレゼントします。海外の結婚式ではそもそもご祝儀という概念がないので、お金を渡す・もらうことは一般的ではありません。
ご祝儀制の日本なら、「ブライズメイドからはご祝儀をいただかない」「ドレスや小物代金は新郎新婦がすべて負担する」などの配慮をするといいかもしれませんね。
ブライズメイドについて、理解できたでしょうか?
結婚式って大好きなお友達や家族、ゲストみんなで楽しい思い出を共有したいですよね❤”みんなで作り上げる幸せな結婚式”それを実現するのが、ブライズメイドなのではないでしょうか♪
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