『君の名は。』以外も名作ぞろい!新海誠監督おすすめ作品5選

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2016年に社会現象ともいえるブームを巻き起こした映画『君の名は。』。その監督である新海誠監督の最新作『天気の子』が2019年7月19日に公開となります。

新海誠監督は、1997年から自主制作のアニメーションを手掛けており、すでに1998年には『遠い世界』でeAT’98特別賞を、2000年には『彼女と彼女の猫』でCGアニメコンテストグランプリを獲得されています。そんな実力派監督の過去の劇場公開作品をあらためてご紹介します。

①ほしのこえ/2002年


映画『ほしのこえ』は、2046年の中学3年生の恋愛物語です。それも長距離恋愛。しかしその距離が問題なのです。東京大阪間であったとしても400km程度の距離ですが、この物語の遠距離はなんと“8.6光年”。想像を絶する距離なのです。女の子の方が遠い宇宙へ旅立たねばならず、そういうことになってしまったのです。

英語のタイトルは、『The voices of a distant star(はるか彼方の星の声)』となっています。はたしてふたりは再び会うことが出来たのでしょうか。第1回新世紀東京国際アニメフェア21優秀賞などの数々の受賞に輝いた作品です。

監督・脚本・演出・美術・編集:新海誠(25分)

②雲のむこう、約束の場所/2004年


戦争、謎の共産国家群、純白の塔、パラレルワールドとその侵食、などとかなり奇抜な空想科学ストーリーとなっている長編アニメーション映画『雲のむこう、約束の場所』。そうでありながらも、東北地方や宮沢賢治をモチーフにしたノスタルジックな一面も合わせて描かれているという不思議な作品です。

第59回毎日映画コンクールアニメーション映画賞などを受賞しています。

監督・脚本・製作総指揮:新海誠(91分)

③秒速5センチメートル/2007年


映画『秒速5センチメートル』は、桜花抄、コスモナウト、秒速5センチメートルの3話の連作短編から成り立っています。

【桜花抄】
東京で小学生の頃から惹かれあっていたふたりが中学生になり離れ離れになってしまいました。「彼女」が栃木に越してしまったからです。そして今度は「彼」のほうも鹿児島へ転校しなければならなくなります。大雪の日、思いもかけぬ時間を費やし、「彼」は「彼女」に会いに行き、お互いの気持ちを確かめ合いました。しかし別れを避けることはできませんでした

【コスモナウト】
高校3年生の女子は中学の時に東京から転校してきた「彼」に恋をしていましたが、その思いを伝えることができないままでいました。勇気を出して告白しようとしましたが、「彼」の気持ちは自分には向いていないと分かり諦めます。しかしその思いを消し去ることはできません。

【秒速5センチメートル】
「彼」は大人になり、ある女性と付き合いますが結局はうまくいかず別れてしまいます。その女性からは「1000回のメールでも心は1センチしか近づけなかった。」と言われてしまいます。「彼」はその昔、雪の中を会いにいった「彼女」のことが忘れられないままだということに気づくのでした。桜の季節に、なんと東京でその「彼女」とすれ違った(?)ようでしたが、はたしてどうだったのでしょうか。

この最後の踏切でのすれ違いのシーンは、後の『君の名は。』の最後のすれ違いのシーンと対比されています。この映画のラストを見たことのあるファンは、『君の名は。』のラストはどうなってしまうのかと祈るようにみたわけですが、予想外ともいえる結末に涙が流れました。

原作・脚本・監督・絵コンテ・演出:新海誠(63分)

④星を追う子ども/2011年


地下に存在する謎の世界を冒険する少女の物語。監督自身が「あえてジブリ風に仕上げてみた。」としているファンタジー作品『星を追う子ども』。地下世界は死後の世界でもあり、またそこからの再生の世界でもありました。

現実の世界での満たされなさ、亡くなった父親への憧憬、愛する誰かのために生きること、少女の心を解き明かすことはできるでしょうか。

脚本・監督:新海誠(116分)

⑤言の葉の庭/2013年


靴職人を目指す男子高校生と、味覚障害を患う25歳の元教師の女性の恋の物語。雨、新宿御苑のベンチ、そして万葉集が舞台となっています。登場人物はなぜかみんな寂し気で、どうやってそこから脱出しようかと考えていますが名案は浮かびません。しかし実はこの状態が幸せなのではないかと気づき始めてもいます。

アニメの世界とはいえ、若い人たちに辛い思いをさせる新海監督ですが、この作品もまた同様です。ふたりの幸せを願いつつそして成長していってほしいと願わずにはいられません。テーマソングを担当した秦基博さんの明るくもせつない歌声も心に残りますね。

余談ですが、この元教師の女性が「君の名は。」のユキちゃん先生だということがマニアの間では熱烈に支持されています。

原作・脚本・監督・撮影・編集:新海誠(46分)


そして続くのが2016年の『君の名は。』、そして新海誠監督作品待望の新作の『天気の子』の公開が7月に迫っています。どんな出会いと別れが描かれているのかとても楽しみです。『天気の子』の主題歌、劇中歌を担当するのは、『君の名は。』に引き続きRADWIMPS。声優陣に本田翼や小栗旬が追加発表されたことでも話題になりました。

今から期待度大の『天気の子』鑑賞前に、新海誠監督ワールドに浸ってみるのをおすすめします。

 

映画『天気の子』
2019年7月19日(金)全国ロードショー
https://www.tenkinoko.com/

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